AIに「今日はやめとけ」と言われた日、全部正しかった

AI投資やってみた

こんにちは、胸ちゃんです。 このブログでは「AIと二人三脚で株をやってみた」という話を書いていますが、今日は少し違う角度の記事です。 AIに「やめとけ」と言われた日の話。 しかも1回じゃなくて、何回も。 そして全部、AIが正しかった。

なぜこの記事を書くのか

AI投資の記事って、たいてい「AIのおかげで勝てました!」という話が多い。 でも実際は、AIが一番役に立ったのは「止めてくれた時」です。 買いたかった。入りたかった。動きたかった。 でもAIに「やめとけ」と言われて、手を出さなかった。 結果、損しなかった。 損しなかった日は、勝った日と同じ価値がある。 これが1週間AIと一緒にトレードして、一番大きかった気づきです。

Case 1:INPEX 4,053円「追いかけるな」

3月5日。原油高テーマでINPEXが朝から上昇。 朝のスクリーニングでは指値3,950〜4,000円でエントリーする予定だった。 でも寄り付きから強くて、気づいたら4,053円。 指値に届かない。でも上がっていく。 「追いかけたい」 正直、めちゃくちゃ思った。 AIに聞いた。返ってきた答え:

「上場来高値4,210円まであと+3.9%しかない。 損切り3,800円だとリスク-6.2%。 リスクリワード比が0.5〜0.6。完全に崩壊してる。 追いかけるな」

リスクリワード比が0.5。つまり負ける金額のほうが勝つ金額より大きい。 冷静に聞けば当たり前なんだけど、チャートが上がっていく画面を見ながらだと、こんな簡単な計算すらできなくなる。 結果:追いかけなかった。INPEXはその後反落。 AIに止めてもらえなかったら、高値掴みして損切りしてた。

Case 2:IHI 3,958円「落ちるナイフだ」

同じ日の午前中。 INPEXを見送った後、「じゃあ他に何かないか」とIHIを見た。 3,958円。AIのエントリーゾーン3,950〜4,050円のど真ん中。 「入れるじゃん!」と思った。 でもAIは「5分足の方向を確認して」と。 確認したら下向き。寄り付き4,042円から売られ続けて、3,933円まで落ちていく最中だった。 AIの判断:

「朝の反発が失敗して売りに転じたパターン。 ここで買うのは落ちるナイフを掴むのと同じ。 3,900円を割ったら今日は見送り」

聞いた時の3,958円→数分後には3,933円。聞いてる間にも下がってた。結果:見送った。IHIはそのまま下がり続けた。 「ゾーンに入ってるから買い」じゃなくて、「ゾーンに入ってても方向が逆なら買わない」。 これは人間の判断だけだと、なかなかできない。

Case 3:INPEX 4,101円「R:Rが話にならない」

別の日。再びINPEXが上昇。今度は4,101円。 朝のうちに分析できていなくて、「今からでも入れないか」と思った。 AIの分析:

「損切り3,900円だとリスク-4.9%。 利確4,200円だとリワード+2.4%。 R:R 0.5。話にならない」

加えてこう言われた。

「今日の判断が遅かったのは準備不足。 次からは前夜のうちに指値を確定させておくこと。 朝は注文を入れるだけの状態にする」

厳しい。でも正しい。 結果:見送り。そして翌日からエントリー準備のフローを改善した。 この日は「やめろ」だけじゃなくて「なぜやめるべきか」「次からどうすればいいか」まで言ってくれた。

Case 4:3月5日はノートレード

結局この日は、INPEX→見送り、IHI→見送り。 1日中、何も買わなかった。 普通なら「今日なにもできなかった」とがっかりする。 でもAIは何度もこう言った。

「エントリーしないことも立派なトレード判断」

最初に聞いた時は「いや、それ負け惜しみでは?」と思った。 でも翌日の相場を見て、「あの日入ってたら全部負けてた」と気づいた時、この言葉の意味がわかった。 ノートレードは損失ゼロ。損失ゼロは、負けトレードより確実に良い。

なぜ人間は「やめとけ」が苦手なのか

4つのケースを振り返って思うのは、人間は「何もしない」が一番苦手だということ。 チャートが動いてると、入りたくなる。 Xで「買った!」という投稿を見ると、自分も乗りたくなる。 「今日なにもしなかった」が、なんだかサボってるように感じる。 でもAIには「入りたい欲」がない。 データがダメなら「ダメ」と言う。それだけ。 人間のメンタルに寄り添ってくれるわけじゃないけど、だからこそ信用できる。

「やめとけ」を聞けるかどうかが分かれ目

AIを使い始めて気づいたけど、AIの分析を信じて買うのは簡単。 「AIが買いって言ったから買った」。これはラク。 難しいのは逆。 「AIがやめろと言ったから、やめた」。 これができるかどうかが、AI投資で勝てるかどうかの分かれ目だと思う。 AIは参謀。将軍は自分。 でも将軍が参謀の「撤退しましょう」を聞けないなら、参謀の意味がない。

まとめ:AIに止められた日の記録

日付銘柄状況AIの判断結果
3/5INPEX4,053円、追いかけたいR:R崩壊。追いかけるな正解。その後反落
3/5IHI3,958円、ゾーン内5分足下向き。落ちるナイフ正解。3,933円→さらに下落
別日INPEX4,101円、出遅れR:R 0.5。話にならない正解。準備不足を指摘
3/5全体ノートレード入らないことも判断正解。損失ゼロで終了

4戦4勝。AIの「やめとけ」は全部正しかった。 次の記事では、AIスクリーナーが見つけてくれた「自分じゃ絶対に気づかなかった銘柄」の話を書きます。 お楽しみに。


▶ 第1回:AIに株を任せたら本当に儲かる? ▶ 第2回:暴落の日、AIに「買え」と言われた。結果は──


※この記事は個人の投資記録であり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資は自己責任で行ってください。AIの分析は参考情報であり、利益を保証するものではありません。

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