「結局、どのAIを使えばいいの?」
前回の記事で、Claudeに乗り換えた理由をお伝えしました。
▶ 【AI比較】ChatGPTに何年も課金してた私が、Claudeに乗り換えた理由
あの記事の後、こう聞かれることが増えました。
「メインはClaudeにしたけど、他のAIは全然使わないの?」
実は、使っています。ただし、目的によって使い分けています。
今日は、投資の文脈でAIをどう使い分けているかを、7つの具体的な場面でお伝えします。
胸ちゃんです。
この記事でわかること
- 1つのAIに全部任せる「一本化」の限界
- 投資の7つの場面でどのAIを使うか
- 使い分けを前提にしたワークフロー例
「全部Claudeでいいじゃん」の限界
前回の記事を書いた後、しばらくは「全部Claudeでいいじゃん」と思っていました。
日本語は自然。文脈理解が強い。Claude Codeで自動化もできる。
でも、しばらく使っていると限界も見えてきました。
具体的には:
- 最新のXでの話題を追うのは苦手
- 画像を作るのは得意じゃない
- 最新情報のリサーチは、ツールによって得意不得意がある
得意分野が違うツールを、1つに絞るのはもったいない。
そう気づいて、目的別に使い分けるようになりました。
目的別の使い分け7選
① 「なぜ?」を深掘りしたい → Claude
使う場面:決算内容の分析、銘柄の本質を理解する、戦略の検証
Claudeは「なぜ」の答え方が丁寧です。表面の数字ではなく、その背後にある意味まで言語化してくれます。
例えば決算内容について「このガイダンスが弱気に見える理由は何か」と聞くと、経営陣のコメントの文脈や業界動向を踏まえて答えてくれます。
深い考察が必要な場面は、必ずClaudeです。
② 最新情報を幅広くリサーチしたい → Gemini(Deep Research)
使う場面:特定テーマの市場調査、業界動向の把握
GeminiのDeep Researchは、複数の情報源を自動で調べてレポートにまとめてくれます。
「半導体業界の最新動向を調べて」と指示すれば、数十のWebページを読んで構造化された報告書を作ってくれます。
Claudeは単体での会話が強いですが、自動で幅広く調べる力はGeminiが強いです。
③ X(Twitter)上の話題を追う → Grok
使う場面:株クラで話題になっている銘柄、市場のセンチメント
GrokはXと直接連携しているので、リアルタイムのポストを分析できます。
「今、Xで話題になっている銘柄を教えて」という問いに、リアルタイムで答えられるのはGrokだけです。
速度勝負の場面では独自の強みがあります。
④ 画像・図解を作る → Gemini
使う場面:ブログのアイキャッチ素材、プレゼン図解、イメージ画像
実はGeminiは投資そのものには使っていません。
私はプライベートで画像生成に使うことが多いです。誕生日カードのイラスト、SNS投稿用の画像、ブログ素材など、用途は幅広い。
Geminiの画像生成は日本語の指示もよく理解してくれるので、細かいニュアンスを伝えやすいです。
ブログ運営と投資は別物ですが、AIを1つの契約で使い分けられるのは便利です。
⑤ コードで自動化したい → Claude Code
使う場面:スクリーニングの自動化、定期的なレポート生成、データ収集
これは他のツールでは代替できません。
Claude CodeはPCのターミナルで動き、ファイルを作って、タスクスケジューラの設定までしてくれます。
「寝ている間に動くシステム」を作るなら、Claude Code一択です。
詳しくは以下の記事で書いています。
▶ Claude APIをトレードに組み込む3つの実用機能|月額コストと始め方
⑥ 長文・決算書を要約する → Claude
使う場面:決算短信の要約、IRリリースの要点抽出、長文ニュースの整理
Claudeは長い文脈を保持する力が群を抜いて強いです。
数十ページの決算資料を丸ごと渡しても、全体の文脈を保ったまま要点を抽出してくれます。
ChatGPTだと、長い資料では途中で文脈を見失うことがあります。
長文処理は確実にClaudeです。
⑦ 対話でアイデアを練る → ChatGPT / Claude
使う場面:ブログ記事の構成を考える、投資判断の壁打ち
実はこの用途、ChatGPTとClaudeはあまり差がないと感じています。
どちらも対話能力は高く、アイデア出しには使えます。ChatGPTのほうが回答が軽快で会話のテンポが良い場面もあります。
ただ、私はClaudeに移行したので、今はChatGPTは使っていません。すでにClaudeを使っている方は、そのままClaudeでOKです。
私の1日のワークフロー例
使い分けの具体例をお伝えします。
朝(6:00〜8:00)
Claude Code:
毎朝8時、自動でスクリーニングレポートがDiscordに届く。寝ている間に動いている。
寄り前(8:00〜9:00)
Claude:
Discordに届いたレポートを読み込み、「この銘柄について深掘りして」と対話しながら判断。
日中(9:00〜15:30)
Grok(必要時):
急騰・急落した銘柄があれば、Xでどんな話題が動いているかリアルタイムで確認。
夜(21:00〜)
Gemini Deep Research(週1):
気になるテーマ(例:半導体サイクル、為替動向)を Deep Research で調べる。
プライベート時間
Gemini:
家族のイベント用の画像を作ったり、ブログのアイキャッチ素材を試作したり。
月額コストの目安
全部契約するといくらかかるか、気になるところです。
| ツール | 月額目安 | 優先度 |
|---|---|---|
| Claude Pro | 約3,000円 | ★★★ |
| Claude Max | 約30,000円 | 本格運用するなら |
| Claude API | 使った分だけ | 自動化するなら |
| ChatGPT Plus | 約3,000円 | 優先度低 |
| Gemini Advanced | 約3,000円 | Deep Research使うなら |
| Grok | Xプレミアム会員で利用 | リアルタイム情報重視なら |
いきなり全部契約する必要はありません。
私のおすすめは:
- まずClaude Pro(メイン)
- 本格運用を始めたらClaude Max or Claude Code(自動化)
- Deep Research使いたくなったらGemini(リサーチ)
- X情報を追いたくなったらGrok(リアルタイム)
段階的に増やすのが現実的です。
投資スタイル別おすすめ
どこから手をつけるか迷ったら、自分のスタイルから考えてみてください。
| 投資スタイル | おすすめの組み合わせ |
|---|---|
| スイング中心(数日〜数週間) | Claude+(必要時)Gemini |
| デイトレ中心 | Claude+Grok(速報性重視) |
| ファンダ重視 | Claude+Gemini Deep Research |
| 自動化したい | Claude+Claude Code |
| 忙しい会社員 | Claude Code一本で朝の自動レポート |
まとめ
- 1つのAIに全部任せるのは非効率。目的別に使い分ける発想が鍵
- 深い分析・長文処理 → Claude
- 幅広いリサーチ → Gemini Deep Research
- リアルタイム情報 → Grok
- 自動化 → Claude Code
- 画像生成 → Gemini(プライベート含め便利)
- いきなり全部契約せず、段階的に増やす
「AIを使いこなす」というのは、1つのツールに極める話ではなく、複数のツールの強みを理解して組み合わせることだと思います。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定のサービスの購入を推奨するものではありません。各AIツールの機能や料金は変更される場合があります。

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