【実録】AIで株の自動分析システムを作った話──毎朝8時に分析レポートが届く仕組みのすべて

こんにちは、胸ちゃんです。

突然ですが、あなたは毎朝何時に起きて株の準備をしていますか?

私はひどい時期、朝4時に起きていました。米国市場の動きを確認して、ニュースをチェックして、気になる銘柄のチャートを見て……日本市場が開く9時までに全部やろうとすると、それくらいの時間が必要だったんです。

そして9時になったら今度は日本株のデイトレ。引けたら振り返り。夜は翌日の準備。

完全に生活が株に支配されていました。

これを何とかしたくて、AIを使った自動分析システムを作ることにしました。今回はその全体像と、実際に使ってみてどうだったかを正直に書きます。


システムを作ろうと思った理由

株のトレードで大事なのは「情報の質」と「判断のスピード」です。

でも情報収集に時間を使いすぎると、肝心の判断が雑になる。疲れた状態で「なんとなくよさそう」でエントリーして、なんとなく損切りする。これが一番まずいパターンです。

情報収集と整理はAIに任せて、自分は判断だけに集中する。

これが目標でした。


システムの全体像

使っているツールは3つです。

① Claude Code(AI) ムラカミくん(T大でAIを研究している友人)に教えてもらいました。パソコンのファイルを直接操作しながら、複雑な分析作業を自動でやってくれます。

② Obsidian(ノートアプリ) 無料で使えるメモアプリです。マークダウンという形式でノートを書けて、ファイルとして自分のパソコンに保存されます。Claude Codeが生成したレポートをここに自動で書き出します。

③ NAS(自宅サーバー) 過去の分析データをすべて保存しておく場所です。難しく聞こえますが、要は「家の中にある大容量のハードディスク」です。過去のレポートを横断検索できるので、「先月似たような相場の時はどう分析していたか」が引き出せます。

この3つが連携して動いています。


毎朝届くモーニングレポートの中身

システムの一番の目玉は、毎朝8時に自動生成されるモーニングレポートです。

日本市場が開く1時間前に、その日のトレードに必要な情報が全部まとまってObsidianに届きます。内容はこんな構成です。

① プレマーケット急騰リスト

米国市場の時間外取引で大きく動いている銘柄を自動でリストアップ。

② 既存ポジションの監視

現在持っているポジション(NVDA、GOOGLなど)の状況を確認。「-5%を超えていたらアラート」など、条件を設定しておくと自動でチェックしてくれます。

③ 決算イベントの確認

その週に決算発表がある銘柄をリストアップ。決算前後は株価が大きく動くので、事前に把握しておくことが大事です。

④ 新規候補のスクリーニング

ウォッチリストに入れている銘柄を自動チェック。スコアが出て、高スコアの銘柄が上位に並びます。


実際に使ってみてどうだったか

良かった点と、正直な課題を両方書きます。

良かった点

朝の準備時間が劇的に短くなった

以前は2〜3時間かかっていた情報収集が、レポートを読むだけで20〜30分に短縮されました。その分、チャートを見る時間や実際の判断に使えるようになっています。

感情的なトレードが減った

スクリーナーのスコアが出ることで、「なんとなく良さそう」ではなく「エントリー候補」という判断ができるようになりました。感情よりもルールを優先しやすくなります。

振り返りが記録として残る

Obsidianにレポートが蓄積されるので、「先週の同じような相場でどう判断したか」を振り返れます。自分のトレードの傾向が見えてきて、改善に役立っています。

正直な課題

システムを作るのに時間がかかった

骨格を作るだけで数日かかりました。その後も調整を繰り返していて、「完成」という状態にはまだなっていません。ただClaudeに聞けばいいので苦ではありません。

AIの分析が外れることもある

スクリーナーが出した銘柄が、実際には全然動かないこともあります。AIはあくまで過去のパターンから判断するので、予測できない動きには対応できません。

最終判断は自分でやる必要がある

これは課題というより前提の話ですが、システムが「買い候補」を出してくれても、実際に買うかどうかは自分で判断します。チャートを見て、ニュースを確認して、自分のルールに照らし合わせて決める。そこはAIに代替できません。


このシステムで大事にしていること

一言でいうと、「AIが考える部分」と「自分が考える部分」を明確に分けることです。

AIに任せること:情報収集、データの整理、パターンの検出、スコアリング

自分がやること:最終的なエントリー判断、ポジションサイズの決定、リスク管理

AIはすごく優秀な調査担当です。でも投資判断のすべてをAIに丸投げしたら、それはギャンブルと変わりません。AIが出してきた分析を自分の頭で評価して、最終的に「買う・買わない」を決めるのは人間の仕事です。


同じシステムを作りたい人へ

「自分もやってみたい」という方向けに、最低限必要なものを整理します。

必要なもの

  • ClaudeのProプランアカウント(月額約3,000円)
  • Claude Code(無料、セットアップが必要)
  • Obsidian(無料)
  • パソコン(MacでもWindowsでも可)

あると便利なもの

  • NAS(自宅サーバー):なくても始められます
  • プログラミングの知識:あれば良いですが、なくてもClaudeに聞きながら進められます

私のようにプログラミングが全くできない人でも、ムラカミくんのような詳しい人に頼むか、Claude Code自身に「こういうシステムを作りたい、次に何をすればいい?」と聞きながら進めれば、少しずつ形にできます。


まとめ

AIで株の自動分析システムを作ってみた話をまとめます。

完璧なシステムではないし、これを使えば必ず勝てるわけでもありません。でも**「情報収集にかかる時間と労力」を大幅に減らせたのは事実**です。

朝4時に起きなくても、8時にレポートが届いている。その分、判断の質を上げることに使える時間が増えた。私にとってはそれだけで十分な価値があります。

次の記事では、このシステムを使いながらもやらかしてしまったLRCXの損切りミスについて書きます。うまくいった話だけじゃなく、失敗もちゃんと記録していきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


※ この記事は実際の体験に基づいていますが、特定の投資手法や銘柄を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いします。

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